杉浦 裕之
2013年卒
駒澤大学卒業
長全寺
OBからのメッセージ
はじめまして。平成25年卒業の杉浦です。
「野球部は社会の縮図だ、しっかり学ばせてもらってこい!」はじめて練習に参加する時、父から言われた言葉です。社会人としてまだ未熟ですが、その通りだと実感します。
監督を中心とした組織体系
甲子園を目標とした実力社会
チームを動かしていく上での人間関係
部活動が盛んな愛知高校ですが、硬式野球部は顕著に表れていると感じます。それは「歴史と伝統」の違いだと思います。
監督、コーチはもちろんですが、保護者の方々や教員、 OBの方々の関心が強いです。土日の対外試合の時にはよく声をかけてくださいました。OBの方に怪我の具合を聞かれた時には驚きました。環境は人を変えます。整った環境の中で多くの支えの上で野球をやる。そうすると選手は責任を感じます。部員は全員「野球」というスポーツに3年間全力で向き合っていました。
私は駒澤大学に進学し、実家のお寺を継ぐべく僧侶になりました。卒業した後も、保護者やOBの方と食事をしたり、仕事の話を聞いてもらったりしております。本当に社会で活躍なさっている方々ばかりですので勉強になります。一緒に白球を追いかけていた仲間の社会での活躍を聞くと、「人生」と向き合っているんだなと感心します。
現在、愛知高校で宗教の授業もやらせて頂いております。昔のように短い坊主頭ではないことに時代を感じますが元気よく挨拶する野球部員の姿に伝統は受け継がれていると感じます。また野球によって繋がれていくご縁に今はワクワクしています。
「報恩感謝」の気持ちを忘れずに今度はOBとして野球部を支えさせていただきます!